2025年度の認知症サポート医養成研修を受講しました。

地域における、認知症患者さんのサポート窓口としての存在になります。
必要ならば、直接訪問介入をしたり、かかりつけ医と連携したり、更なる専門的機関へ繋ぐ役割も担います。
【役割に関して】
色々ありすぎて難しいですが、
①認知症初期集中支援チーム
②連携業務
③知識の普及啓発活動
この3つが主なものだと思います。

①認知症初期集中支援チームへの関与
本人家族、地域住民、民生員、ケアマネジャー、など医療者だけでなく、福祉や全く関係のない方から、『認知症によって生じている問題への初期介入』がチームの役割になります。
依頼があれば、チームへの医師としての介入、具体的には後述する連携に関わる業務や必要時にアウトリーチも行います。
個人的にはこのアウトリーチに対して興味があるため、支援チームがもし依頼をしてくださるなら是非参加したいです。

②連携業務
かかりつけ医との連携、認知症疾患医療センターとの連携の2つになります。
かかりつけ医からの認知症ケアに対する相談窓口として、治療に限らず、地域のリソースへの案内を行うことが求められます。
一方で、診断を確実に確定させたり、適切な治療を必ずしないといけない訳ではなく、必要に応じてより高度な機関へ橋渡しをする役割も担います。

③知識の普及啓発活動
地域において認知症の市民講座を行ったり、啓発活動のための資料作成をしたりします。
僕はあんまり大人数の前で話すのは得意ではないので、資料作成ぐらいが自分には合います。
年4コマぐらい学校の授業とかしているくせにこんな事いいっていていいのでしょうか。
【加算に関して】
認知症サポート医の診療とそれに関わる加算があります。
認知症サポート指導料といい
①外来患者さんにおいて
②1年以上の経験があれば
認知症サポート医の診療に対して、半年に1回の450点算定ができます。
この診療は基本的にはかかりつけ医の求めに応じた対応とされてはいます。
また、かかりつけ医へこの『指導』を行い助言をした際には、かかりつけ医も半年間は月1回300点が算定できます。
それが認知症療養指導料2となります。


紹介する方も、される方も算定ができるので、各都道府県の認知症サポート医の名簿も公開されます。
【認知症を取り巻く環境】
ただ、連携をする窓口としての立ち位置をやり続けるためには、全体像が把握できていることも大事です。
正直、あまり得意ではない分野です。
おそらく医師の多くが得意ではないですが、認知症カフェあたりから少しずつ自分の幅を広げてみたいなと感じさせられました。

【診断・治療】
医者としてはこの部分に時間と思いが割きたくなりますがサポート医の本来の立場からすると、『知っている程度』でいいなと思います。
診断というか、所見の評価仕方がわかるのは価値が高いなとは思いました。
個人的には、後ろ向きではない、前向きな考え方が非常に学びが大きかったですし、グループワークも非常に良かったです。
ただ、グループワークの時間はもう少し長かった方がいろいろ話を聞くチャンスになったかとは思い残念ではありました。
もし、興味がある方はぜひ受講も検討してみてください。